もっとも、一般的なヘコミの修理方法といえば「板金塗装」ですが・・・・

では、板金塗装とはどのような修理方法なのでしょうか?

日本自動車板金塗装協会のWebサイトには、このように書かれています。

「自動車板金塗装とは、自動車のボデー(車体)を修理する職業です。その主な内容は、板金業務と塗装業務を経て修理完了となります。
板金業務とは、事故や衝撃 又は 老朽化により 変形したボデーを 修理する事です。技術者は専用道具を使い、車の変形を修正していきます。」

ちょっと、わかりにくいと思うので、自動車の修理方法としての「板金塗装」について、私なりにわかりやすく説明させていただきます。

自動車のボディに、さほど大きくない、ヘコミや傷がついた時、板金塗装では、

・ヘコミを表から引っ張り出す、または、裏から専用ハンマーなどでたたいてほぼ平らな状態に近づける。でっぱっているところがあれば、表から叩いて、ひっこめます。

・パテを塗ります。もちろん、パテがきちんとつくように、車の塗装はサンドペーパーなどで削り落としてから、パテを塗って、本来の形状にします。このとき、後で磨くことも考慮した形にする必要があります。

・乾燥させます。そして、表面をサンドペーパーで磨きます。磨くのは、手作業ではなく電動工具を使用します。

・磨いて、形を本来の形状にしていきます。その際、金属の下地が見えてきたりもします。

・磨いて形を作ったパテや見えている下地の上にサーフェーサーと呼ばれる下地用の塗料を塗ります。もちろん、刷毛で塗るのではなく、専用のスプレーガンで塗ります。

・そして、乾燥させます。乾燥したら、磨いて表面についた小さなゴミ(ホコリと思ってください)などを取り除きます。

・塗料を用意します。板金塗装工場でその車の色に合うように調色することが多いです。

・塗料をスプレーガンで塗ります。

・乾燥したら磨きます

・クリア(透明な塗料)を塗ります(クリアの塗装が不要な車もあります)

・乾燥したら磨きます

おおよそ、このような流れで傷、ヘコミを修理することを外板板金というそうです。

もし、ヘコミが大きすぎる場合には・・・・その部品をまるごと交換します。

たとえば、

big dent on the rear gate

交換が必要なくらいのヘコミ

これぐらいだと、「新しいリアゲート(扉)に交換しましょう」となります。

これを「取替え作業」といいます。

もっと、大きな交通事故だったりすると、車の形が変わってしまい、部品の交換の前に、歪んだ車体の骨格をもとの状態に戻す作業が必要です。

これには、少々大きな装置(機械といったほうがいいでしょうか)が必要になります。

これをフレーム修正(内板骨格修正・ボデー修正)といいます。通常、フレーム修正を行う必要があるような状態の車は、取替え作業や外板板金も必要となります。

いかがでしょう?まとめますと、板金塗装は3つの作業レベルにわけられるようです。

外に付いてるパネルを修正する事を 外板板金
変形の激しいパネルを交換することを 取替え作業
中の骨格にあたる部分を修正する事を フレーム修正(内板骨格修正・ボデー修正)

ということになります。

(参考: 日本自動車板金塗装協会のWebサイト)

 

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